人間ドックを受ける際の注意点

人間ドックを受ける際には、いくつか気を付けるべき注意点があります。一番気を付けなければいけないのは食事制限です。午前中に人間ドックを受診する場合は、前日の食事は夜9時までにすませるというところが多いです。あめやガムなどにも、糖分が含まれているので食べないようにしましょう。

水分は、水や白湯、お茶などの糖分を含まないもの であれば、前日の夜12時までOKというところが多いです。「中性脂肪」や「血糖値」の検査は、食事の有無によって検査値が大きく上下するので、検査前の絶食が基本です。その他にも、胃のレントゲン検査や腹部超音波検査ができなくなるので、注意が必要です。詳しくは受診する医療機関に必ず確認しましょう。

また、病気の治療のために服薬中の場合は、人間ドック当日は基本的に薬の服用を一時的にやめなければいけない場合が多いです。ただし、服薬を中止することで病状が悪化する可能性がある場合は、自己判断せずに受診する医療機関に相談するようにしましょう。よく聞くのは「来月人間ドックをうけるので、禁酒・節制しています」という人の話です。それがずっと続けは健康維持にはよいことなのですが、人間ドックの直前だけ気を付けて、それが終わったあとはまた不摂生な生活をするというのでは、せっかくの検診の意味がありません。

普段通りの生活の状態を検査するというのが、一番効果的な検査の受け方ですので、普段からの健康維持には気を付けたいですね。

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